WiMAXが使い放題って本当?実際の制限についてチェック!

家でも外でも高速Wi-Fiでインターネットが楽しめるWiMAX(ワイマックス)。
そんなWiMAXに、ネットが使い放題の人気プランがあります。それが『ギガ放題プラン』です。

ところがこの『ギガ放題プラン』、「看板通りインターネットが使い放題だ!」という人もいれば、「いや、そうじゃない」という人もいます。
これ、実際はどちらが正しいのでしょうか?

答えは、「ほぼ使い放題」。厳密にいうと使い放題ではなく、速度制限があるのです。それでもいくつかの点に注意すれば、実質的にほぼ無制限に使うことができます。

今回はこの『ギガ放題プラン』について、「ほぼ使い放題」とはどういうことなのか、速度制限の条件や内容、おすすめのプロバイダーや端末(ルーター)について解説していきます。

この記事を読むとわかること!
1 WiMAXは厳密にいうと使い放題ではありません
2 WiMAXで速度制限がかかる条件とは
3 使い放題の感覚で使いたいのなら、ギガ放題プランがおすすめ
4 おすすめのプロバイダー
5 auスマホユーザーならもっとお得に利用できる
6 今選ぶべき端末とは?

1.WiMAXは厳密にいうと使い放題ではありません
冒頭でもお伝えしたとおり、WiMAXの『ギガ放題プラン』は厳密にいうと使い放題ではありません。

いきなりガッカリする結論ですが、より正確に言うなら『基本的には使い放題だが、使い方次第で制限がかかることもある』ということなのです。

「なんだぁ、使い放題じゃないじゃん」

いやいや、本題はここから。
あくまで厳密にということであって、普通に使用する場合はほとんど速度制限にかかることなく、使い放題のようにインターネットを利用することができます。
ほとんどの人にとって『ギガ放題プラン』は高速通信が使い放題なものだといっていいでしょう。

「制限があるのに、使い放題ってどういうこと?」

そう思われた方もいらっしゃるでしょう。
それでは、ここからギガ放題プランの速度制限についてご説明していきます。

2.WiMAXで速度制限がかかる条件とは
料金プランについてのおさらい
WiMAXの速度制限についての説明と合わせて、プランと料金についても見ておきましょう。
参考までに『GMOとくとくBB』の料金プランを例に説明していきます。
速度制限の条件はどのプロバイダでも同じなので安心してください。

料金プランは、高速通信の『ギガ放題プラン』と、最低限のネット利用でコストをおさえたい方向けの『通常プラン』の2つ。まずは『通常プラン』からおさらいしていきます。

1st.『通常プラン』の場合

『通常プラン』は、メールやサイト閲覧などの必要最低限ネットができればOKという人に向いているプランです。

① GMOとくとくBBの通常プランについて
月額利用料 3,609円(税抜)
25か月以降3,609円(税抜)
月間データ通信量 制限あり(7GB)
契約期間 3年
月額利用料の安さはピカイチですが、月間データ通信量の7GBというのがネック。
7GBのデータ量で、どれくらい使えるかわからないと判断が難しいですよね。
auの公式ページに「7GBでどんな事ができるの」のか目安が出ていますので、詳しく確認してみましょう。

②7GBで利用できる目安は?
メールの送受信 約14,000通
サイトの閲覧 約46,200ページ
動画の閲覧 約28時間
音楽のストリーミング 約1,400曲
こうしてみると、7GBでも十分ネットサービスを楽しめそうな気がしますね。
ただし、この表の「動画の閲覧約28時間」というのは、いわゆる標準画質での再生時間が目安になっています。
高画質で動画を見た場合は、もっと短い時間で7GBに達してしまうのです。
例えばYouTubeの高画質動画(720p)を見ると、約7時間半で上限まで達してしまう計算になります。

最近は、インスタグラムのストーリーやティック・トックなどちょっとした動画が身近なものになったり、ネットショッピングやGoogleMAPなどの日常的に使うアプリもあったりなど、なにかとネットを利用する機会が多くなりがちです。必要最低限の利用にとどめようと思っても、ついついスマホをいじってしまい、いつの間にか制限がかかってしまうんですよね。

2nd.『ギガ放題プラン』の場合
続いて『ギガ放題プラン』を見てみましょう。
月額利用料 3,609円(税抜)
3か月以降4,263円(税抜)
月間データ通信量 制限なし※
契約期間 3年

料金に関しては、3か月以降が『通常プラン』よりも少しだけ高くなっています。しかし、使い放題ということを考えれば、『ギガ放題プラン』の方がコスパは圧倒的に優れていますよね。
さて、ここで冒頭でお伝えした「厳密にいうと使い放題ではない」という点について詳しく説明したいと思います。

『ギガ放題プラン』は、以下の条件を満たすと速度制限がかかる仕組みになっています。

直近3日間で通信量の合計が10GB以上となった場合、超えた日の翌日18時頃から翌2時(ネットワーク混雑時間帯)にかけて通信速度がおおむね1Mbpsに制限されます。
引用:Broad WiMAX
「月に●GBまで」という上限はないけれど、「3日間の合計は10GBまで」という縛りがあるのです。
これが「厳密にいうと使い放題ではない」理由になっています。とはいえ、3日間で10GBというデータ通信量は、普通にネットを利用する程度ではまず使い切ることはできません。

①10GBで利用できる目安
実際に10GBでどのくらいのネット利用ができるかを見てみましょう。
メールの送受信 約20,000通
サイトの閲覧 約66,000ページ
動画の閲覧 約40時間
動画の閲覧(高画質) 約13時間
音楽のストリーミング 約2,000曲
これ、驚きなのが1か月じゃなく、3日ですからね。かなりのヘヴィユーザーでも問題なく使える容量ではないでしょうか。
YouTubeの高画質(720p)を見た場合、約13時間も視聴ができます。この計算でいけば1日平均4時間視聴しても制限がかかることはありません。
仮に1日10時間見てしまったとしても、翌日、翌々日のインターネットの利用を控えめにすれば大丈夫です。

ちなみに、PCで動画を見た場合は以下の表の様な結果になります。

※引用元:UQ-WiMAX公式サイト

超高画質の動画を見たとしても、約7時間は視聴できる結果となりました。映画を3本見るくらいのデータ通信量になります。
標準画質だと、圧巻の約47時間。ここまでいくと使い切る方が大変です。
10GBがどのくらいの量か、イメージ出来てきたでしょうか?

また、仮に速度制限がかかるとしても、その際の通信速度は1Mbpsと結構な数値になります。
これだけの速度があれば、標準画質の動画ならストレスなく視聴が可能です。
さらに制限がかかるのは、通信量が10GBを越えた翌日の18時頃~26時頃までの約8時間のみ。
それを過ぎればまた高速通信が可能になるため、制限自体が非常に緩いものになっているのです。

冒頭にお伝えした、一見矛盾する「厳密には制限があるものの、実質的に制限がない」という言葉の意味も、これで分かっていただけたと思います。
通常の使用法であればまず使い切れない3日間10GBというデータ通信量と、それを超過したとしてもたった数時間、しかも標準画質の動画を見るのにストレスを感じない程度の速度制限。

これこそが『ギガ放題プラン』の特徴であり、大きな魅力であり、「ほぼ使い放題」という理由でもあるのです。
さすがに無制限にしてしまうと、一部の心ないユーザーが好き勝手使ってしまい、ネットワークの容量がパンクしてしまいます。それを避けるためにあえて制限を設けているのです。

制限は多くの人に安心して高速ネット通信を楽しんでもらうためのマナーみたいなもの、と考えてもいいかもしれないですね。

3rd.ハイスピードプラスエリアモードに切り替えた場合
「ハイスピードプラスエリアモード」というのをご存じでしょうか?
ハイスピードプラスエリアモードとは、WiMAXに加え、au 4G LTEのネットワーク回線が利用できる通信モードです。

本来、このモードはオプションになるので、利用した月に1,005円かかりますが、ちょっとした裏ワザを使うと無料で利用できるようになります。

気になる無料で利用する方法は、単純に無料プランを用意しているプロバイダと契約するだけです。
なお、無料プランを用意しているプロバイダは、GMOとくとくBBをはじめとする数社しかありません。

「もしかして、データ通信の制限がかかったとき、このハイスピードプラスエリアモードを使えば制限回避ができるのでは?」

そう考えたくなってしまいますが、このサービスはどちらかというと、WiMAXのエリア外(山奥など)で使うものです。

また、このモードでは『通常プラン』でも『ギガ放題プラン』でも月間7GBまでしか使えません。
もし7GBを超えてしまうと、1Mbps ではなく“128kbps”の速度制限がかかります。
こうなると音楽や動画の視聴どころか、通常のWEBサイトもなかなか開けなくなるほどの速度になるので、注意が必要です。

ハイスピードプラスエリアモードは、いざという時のためのサービスといえるでしょう。

3.使い放題の感覚で使いたいのなら、『ギガ放題プラン』がおすすめ
さて2つの料金プランを比べてみましたが、月額料金はそれほど変わりませんでした。仕事でも娯楽でも、これからインターネットサービスの高速化などで多くのデータ通信量が必要になる傾向にあります。

そのため、上限制限を気にせず使える『ギガ放題プラン』がおすすめといえるでしょう。

最初の2か月は『通常プラン』と同じ金額ですし、お試しで使用もできます。もし、試してみて月のデータ量がそれほど多くないことが確認できたらプラン変更も可能です。
ちなみに、プラン変更は何度でもOKとなっています。『通常プラン』に変更したけど、やっぱり『ギガ放題プラン』に戻したい…という場合でも対応してくれるので安心してください。

4.おすすめのプロバイダ
WiMAXの『ギガ放題プラン』は、高速通信でありながら、ほぼ制限なく使用できる嬉しいサービスです。

中でも『GMOとくとくBB』は2019年2月現在、WiMAX業界最高額の高額キャッシュバックキャンペーン(最大42,200円)を行っており、『ギガ放題プラン』を一番安く使えるプロバイダです。
そこで、ここでは『GMOとくとくBB』の何がそれほどお得なのかを簡単にご紹介します。

① 料金が安い!
基本的に、WiMAXであればどのプロバイダでも『ギガ放題プラン』を選ぶことができます。
また、どのプロバイダも同じWiMAX回線を使用しているため、サービスエリアや最大通信速度、速度制限の仕組みは一切変わりません。
なので、どれほど料金が安いかは非常に重要です。
下の表では、プロバイダと機種の組合せで、安い順に上位10通りの実質費用を計算しました。〈2019年2月現在〉

※実質費用 = 登録料 + 初月料金 + その他費用 + 月額料金×35 + 端末代 – キャッシュバック – その他割引
こうして比較してみると、『GMOとくとくBB』が他プロバイダよりも圧倒的に安いことは一目瞭然です。

② 業界最高額のキャッシュバックキャンペーン!
上の表にもある通り、『GMOとくとくBB』は最大40000円もの高額のキャッシュバックキャンペーンを行っています。
これにより実質的な月額料金はさらに安くなり、2019年2月現在もっともお得に『ギガ放題プラン』を利用できるプロバイダになっているのです。
ただし、キャッシュバックを受け取るにはいくつか条件があり、これを忘れてしまうとせっかくのキャンペーンが無駄になってしまうので注意が必要です。

詳しくはこちらをご覧ください。

5.auスマホユーザーならもっとお得に利用できる

auスマホユーザーがWiMAXの『ギガ放題プラン』を利用した場合、なんと毎月最大1000円もスマホの料金が割引になります。
基本プランとして「ピタットプラン」や「フラットプラン」、「データ定額」を契約していることが条件です。
とはいえ、ほとんどの方がいずれかの契約になっていると思いますので、少なくても500円以上の割引になりますので安心してください。
詳しくはこちらの記事で説明しています。
※auピタットプラン(シンプル)において1GB未満でない限りは割引が適用となります。1GB未満になる人はほとんどいません。

以上のことから、ただでさえお得なGMOとくとくBBのWiMAXがauスマホユーザーであればさらにお得になるのです。

余談ではありますが、他のプロバイダ(カシモWiMAXなど」の中にはauスマートバリューmineが受けられないプロバイダもあります。騙されないようにしましょう。

6.今選ぶべき端末(ルーター)とは?

もしも、今選ぶなら端末(ルーター)は4種類(WX05、W05、WX04、WX03)となります。そこで、ここではどれを選ぶべきなのかわからない方のためにオススメだけ簡単に紹介しておきます。

今WiMAXを契約するなら、WX05を選ぶのが、下記3点の理由からオススメです。
• WiMAXハイパワーモードを唯一搭載
• バッテリーの持ちが長い
• 実際に出る通信速度が同じ
それでは一つ一つその特徴を見行きましょう。

①WiMAXハイパワーモードで室内の通信環境アップ

WX05から初めて搭載されたWiMAXハイパワーモードのおかげで、電波が弱いところで通信をすると速度が約20%改善できます。
もっと簡潔に言うと、「電波が弱くて遅いなー」、という場所であっても電波がパワーアップする機能です。

WiMAX2+回線の特徴として室内で利用する際に窓から離れた場所で利用すると、電波が弱くなることがあります。場所によって接続しにくくなるというのは困りますよね。
WiMAXハイパワーは、こういった時に力を発揮してくれます。電波状況が環境に左右されがちなカフェや自宅でインターネットを利用するなら非常に心強いのです。
②バッテリーの持ちがよく長時間使える

WX05はW05と比較して利用できる時間に差があります。
• ハイパフォーマンスモード時の差:1時間30分
• エコモード時の差:3時間30分
エコモードにしたとしても、長時間使っていればあっという間に消耗してしまいます。それに、日常的に使うとバッテリーは必ず消耗するでしょう。問題なのは、2年間同じ端末を利用した場合、バッテリーが弱くなってくるので、長い時間使えなくなってくることです。
長く使う事を考えると、より長時間使えるWX05を選んでおいたほうが2~3年先も安心ですね。
③実際に出る通信速度(スループット)は同じ

規格だけみると通信速度はW05の方が優秀です。しかし、実際の通信速度にそれほど差はありません。
④W05とWX04のよくある速度比較

W05 WX04
8.70Mbps 7.124Mbps
WiMAXの通信速度は、使うエリアの電波状況、タイミング、ネットを利用する端末次第で変わります。そのため、WiMAX端末のスペック表に記載している速度は実際のところ、あてにしないほうが良いでしょう。
もちろん、20Mbps~50Mbpsといった速度が出る場合もありますが、実際に試してみたところ最大で80Mbps程度の通信速度までしか表示されませんでした。

※この通信速度がこの日に出た最高速度でした。
au4GLTEの708Mbpsといった通信速度は100%出ないので、あくまでも理論上の数値だと思っておいた方が良いです。
ちなみに、10Mbpsもあれば高画質の動画配信サービスでも止まることなく楽しむことができます。
補足:クレードルやUSBケーブルは購入する必要があるか?
基本的に、どちらとも購入しなくても大丈夫です。
なぜなら、クレードルはあまり必要になることが無く、USBケーブルは端末の中にセットでついているからです。
付属のUSBケーブルにアダプターは付いていませんが、スマホのアダプターで代用が可能です。それも無いという方は、コンセントから充電するにはアデプターを購入する必要があります。

まとめ:ギガ放題を利用して快適なネット生活をおくろう

さて、ここまでWIMAXのプランやデータ通信量、おすすめのプロバイダや端末について詳しくお伝えしてきました。
今の時代、仕事でもプライベートでもスマホやPCは必須アイテムとなっています。TVを見ない代わりに、ネットの動画やニュースサイトで情報を仕入れるという方も多くいます。

日常生活にかかせないネットだからこそ、通信量を気にせず使える『ギガ放題プラン』がおすすめなのです。
この情報を参考に、ぜひみなさんも『ギガ放題プラン』を試してみて下さいね。